気になるエンジンの性能は?
今回発表された「MITSUBISHI Concept-cX」と「MITSUBISHI Concept-ZT」には、どちらも新開発のクリーンディーゼルエンジンが搭載されている。
「cX」に搭載されるエンジンは「4N13型」という形式で、コモンレールとソレノイド式インジェクターを採用する。タービン側に可変ベーン機構を持つVG(Variable Geometry)ターボを採用、運転状況に応じて、加給圧を最適にコントロールするという。
一方、「ZT」にはコモンレールとピエゾ式インジェクターを組み合わせた「4N14型」を搭載。VG機構に加えて、コンプレッサー側の可変ベーン機構VD(Variable Diffuser)を装備したVD/VGターボチャージャーを採用する。エンジン回転全域で最適な加給が可能となり、燃焼効率はさらに向上。高出力化、低燃費、低排出ガス化を実現する。
排気系には、DOC(Diesel Oxidation Catalyst、ディーゼル酸化触媒)、NTC(NOx Trap Catalyst、NOx(窒素酸化物)トラップ触媒)、DPF(Diesel Particulate Filter、ディーゼル微粒子除去装置)を組み合わせた新たな触媒システムを採用。2009年施行予定の排出ガス規制(通称「ポスト新長期」)への対応を目指す。

「MITSUBISHI Concept-ZT」に搭載される、4N14型2.2Lクリーンディーゼルエンジン

「MITSUBISHI Concept-cX」に搭載される、4N13型1.8Lクリーンディーゼルエンジン
| エンジン形式 | 4N14型 | 4N13型 |
| 弁機構・気筒数 | 直列4気筒16バルブDOHC | 直列4気筒16バルブDOHC |
| 内径(mm)×行程(mm) | 86.0×97.6 | 83.0×83.1 |
| 総排気量(cc) | 2268 | 1799 |
| 最高出力(ネット) | 140kW/4000rpm | 100kW/4000rpm |
| 最大トルク(ネット) | 400Nm/2000rpm | 280Nm/2000rpm |
| 燃料供給システム | コモンレール+ ピエゾ式インジェクター | コモンレール+ ソレノイド式インジェクター |
| ターボチャージャー | VD/VGターボ | VGターボ |
| 排出ガス規制レベル | ポスト新長期規制(目標) | ポスト新長期規制(目標) |
エンジンスペック表
(ECO JAPAN編集部)
最新のエコロジーの切り口で分かる東京モーターショー2007に戻る
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- 環境と経済性を両立するコンパクトセグメント ~アウディ&VW編~ (2007/11/09)
- 三菱も2009年市場投入に向けてクリーンディーゼルを開発中 (2007/11/08)
- 進化するハイブリッドの世界 ~BMW&メルセデス編~ (2007/11/07)
- 太陽光や風力まで有効活用する三菱の電気自動車「i MieV SPORT」 (2007/11/06)
- 日産の環境技術の本命はクリーンディーゼル?! (2007/11/05)

