ハイブリッド以外にも多彩な技術を開発
メルセデスは9月のフランクフルト・モーターショーで、フルハイブリッドの「ML450 HYBRID」「S400 HYBRID」を披露している。いずれも欧州では2009年にも市場にお目見えする予定だが、東京では残念ながら展示がなかった。
フランクフルトに引き続き、ブースをにぎわせたのはHCCIエンジン「DiesOtto」(ディゾット)搭載の「F700」や、燃料電池車「F-Cell」だ。メルセデスではハイブリッドやクリーンディーゼル以外にも、様々な角度から環境対応技術の研究開発を進め、順次市場に投入していく方針を示している。

コンセプトモデル「F700」。ディーゼルエンジンとガソリンエンジンのメリットを併せ持つHCCIエンジン「DiesOtto」のほか、レーザーで前方の路面状態を把握してサスペンションをコントロールする「PRE-SCAN」、バーチャルアシスタントとの会話でカーナビを操作する「SERVO-HMI」など、様々な先進技術を搭載する

燃料電池コンセプトカー「B-CLASS F-Cell」。従来のAクラスの「F-Cell」よりもパワーアップし、1回の水素燃料充填で300km走行することが可能。さらに各部パーツの信頼性や耐久性も向上させることで、実現性を向上させた

新型Cクラスセダン「C250」。「C200」と比べると、エンジンは1800ccから2500ccにパワーアップしているが、燃費は「C200」と同じ11.2km/Lをキープ。大きな変更点は「C200」が5速ATだったのに対して、「C250」は7速ATとなったこと。ギア選択の幅を広げ、走行時の変速をより一層最適化することで、燃費向上を実現している。メルセデスでは新たなテクノロジーの開発に力を注ぐと同時に、こうした既存の技術に磨きをかけることで、環境の時代に対応していきたい考えだ
(ECO JAPAN編集部)
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