日産の環境技術の本命はクリーンディーゼル?!
クリーンディーゼルに吹く追い風
今年8月、日産は本格SUV「X-Trail」(エクストレイル)のディーゼル仕様車を、2008年秋に日本で発売すると発表した。その前にホンダも2009年を目処に日本市場へのディーゼル投入を明言している。
今回のショーでは両社のブース以外にも、ディーゼル関連の展示が多数見られたが、日本のユーザーはいまだディーゼルに対して冷めた目を向けている。「うるさい」「くさい」「環境に優しくない」「商用車向き」といったイメージは相変わらず根強い。
しかし、ここへきて流れは変わりそうだ。10月29日にショー会場で行われたシンポジウム「第2回持続可能なモビリティーへの一歩」では、経済産業省がディーゼル推進の方針を語っている。
背景にはメーカーの目覚しい技術革新がある。欧州ではディーゼル車の人気が高いが、何も“エコ”を置き去りにしているわけではない。ディーゼルならではの乗り味に加えて、環境の時代にふさわしいクリーンな性能を備えているからこそ、支持されているのだ。
日本メーカーも欧州ではディーゼル車を展開している。「うるさい」「くさい」はもはや昔の話。「ディーゼル」よりも「クリーンディーゼル」と呼ばれることの方が多くなった、最新のディーゼル技術とはどのようなものなのだろうか。

欧州ではディーゼル車が4割以上と高い人気を誇っている。メルセデス・ベンツの「BLUETEC HYBRID」(ブルーテックハイブリッド)は、ディーゼルをベースにしたハイブリッド車だ

ルノーと共同開発でディーゼルエンジンの開発を進める日産。既に欧州ではディーゼル車を展開中で、日本市場向けにもそのノウハウが生かされる

ホンダのブースでは将来のクルマ社会に必要な技術として、クリーンディーゼルを紹介していた(詳しくは「今と未来を結ぶホンダのエコロジカルコンセプト ~前編~」参照)
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