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細身のシルエットを
くずさず防寒

最近の男性用のアウターは、かなり細身のシルエットが主流になっている。このため、例えばスーツの下にウールのベストを着る、といった厚着がしづらくなっている。これも機能性下着が支持される理由の一つである。

「男性用のスーツは3シーズン用の薄手のものが多く、冬は非常に寒いものです。しかも、最近は細身のスーツが多く、下に何かを着るとシルエットが崩れてしまう。そこで、薄手で暖かい機能性下着の売り上げが伸びているのだと思います」と武安氏。同社では、機能性下着の売り上げは毎年10%増。他の下着に比べると、格段の伸びを示す。

「売れ筋は丸首のロングTシャツですね。夏と違って首元のボタンを開けることがないし、丸首の方がU首に比べると暖かいからだと思います」(武安氏)

意外なことに、機能性下着のヒットにはクールビズが影響しているという。「というのは、クールビズが普及するにしたがって、男性が自分で自分の下着を買うようになったんですね。主婦が夫の下着を買うとなると、“なるべく安い物を”という視点で選ぶ訳ですが、男性は値段よりも機能性を重視して選ぶのです。売り場などで見ていると、熱心に説明書を読んでいるお客様には男性がとても多いです」と武安氏。

そんな武安氏が今年、ぜひお薦めしたいというのがデザイン性の強いタイツだ。

「スーツの裏地は結構冷たく感じます。ズボンの下にタイツを履くだけで、暖かさが全然違いますよ。このファッショナブルタイツなら、下着というより、おしゃれをする感覚で身につけられると思いますよ。トップスだけでなく、ズボンの下にも注目してください」

クールビズに比べるとお祭り騒ぎ的なイベントもなく、衣料品売り場でも地味に扱われがちなウォームビズ。しかし、見えないところで、機能性下着のようなウォームビズ・ファッションは、確実に深く浸透しているようだ。各メーカーの機能性も年々アップしているという。今年の冬は各社の下着を着比べ、暖かさ比べなどを比較してみても面白いかもしれない。

最近、力を入れているのはファッショナブルタイツ。迷彩色などが売れている

最近、力を入れているのはファッショナブルタイツ。迷彩色などが売れている

▼取材協力: グンゼ

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