物流のCO2削減は可能か?!

●モーダルシフトによる輸送手段の転換は、エネルギー消費を抑え、二酸化炭素(CO2)の排出量を低減できるだけでなく、交通渋滞や交通事故の防止、さらには長距離運転によるトラック運転手の労務問題の解消など、様々な問題を解決する効果的な手段として注目されている。
●一方、運行ダイヤが制限され、貨物の積み降ろしにも手間の掛かるモーダルシフトでは、「速く、正確に、安く荷物を届けてほしい」という短・中距離輸送を利用する荷主の要望へ応えることは難しい。
●宅配便事業大手の佐川急便では、このようなモーダルシフトの弱点を克服し、東京-大阪間の中距離輸送で、トラック輸送と同等のリードタイム(発注してから納品されるまでに要する時間)を実現した世界初の特急コンテナ電車「スーパーレールカーゴ」を運行させた。サービスレベルを落とすことなく、年間約1.26万トン(2007年度実績)ものCO2削減に成功している。
●ここでは、佐川急便が運行する「スーパーレールカーゴ」によるモーダルシフトの事例を中心に、同社のグリーン物流への取り組みについて分かりやすく紹介しよう。
物流のCO2削減は可能か?!
【PART1】モーダルシフトが大きな切り札に(2008/09/09)
【PART2】モーダルシフトは「適材適所」で
促進の鍵はインフラ整備と社会合意の形成
東京工業大学大学院 圓川隆夫教授 インタビュー(2008/09/12)
【PART4】SCMの観点でCO2削減を考える
ティエヌティエクスプレス
船よりも飛行機が“エコ”?!(2008/09/25)
取材・文/ナッツコミュニケーション、写真/佐藤 久

特急コンテナ電車「スーパーレールカーゴ」(写真:佐川急便提供)
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- エコな照明、LEDで光り輝くクリスマス・イルミネーション(後編)家族で見たい! 東京近郊のスポットを厳選紹介! (2008/12/12)
- メガソーラー本番、日本の復権なるか?! [PART7]世界一奪還目指すシャープ (2008/12/11)
- エコ番付2008(第6回)2008年注目のエコ製品・サービスを振り返る メガソーラー (2008/12/10)
- ウォームビズを科学する!この冬注目の機能性下着(前編)大手下着メーカー グンゼに聞く、ハイテク下着の秘密 (2008/12/09)
- 美しく、省電力! LEDイルミネーションを見に行こう 次世代照明LEDの魅力を堪能できる都内厳選スポットを紹介 (2008/12/05)

