普及前夜の燃料電池(第5回)虎視眈々と家庭を狙うSOFC
2008年7月29日

重電メーカーがけん引してきたSOFC開発に材料メーカーが参入。独自の技術を生かして、低コスト・高効率の新材料探しが加熱している。

大阪ガスのSOFCコージェネシステム。2007年9月以降、20軒の住宅に設置。3月末時点で4000時間の連続運転を達成している
「家庭」という大きな市場を狙って、SOFC(固体酸化物型燃料電池)がPEFC(固体高分子型燃料電池)を追い上げ始めている。SOFCは心臓部であるセルの材料に、陶磁器のように無機材料を焼き固めたセラミックを使う燃料電池だ。
作動温度が800~1000℃と高温なのが特徴で、PEFCと違って電解質の中を酸素イオンが通過することで発電する。
大阪ガスは2007年秋、20軒の住宅に700WのSOFCコージェネレーション(熱電併給)システムを設置した。セルの開発からシステム化までは京セラが手がけた。
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