電機・電子/総量削減で大手が業界をけん引 業界別 温暖化対策通信簿(第3回)

基準年と比べたCO2排出量の増加率が産業部門で著しく高い電機・電子4団体。業界目標が原単位の中、総量削減に挑む企業が増えてきた。

「キャップ(排出枠の上限)制度の社内版」。松下電器産業環境本部環境推進グループの立上和男グループマネージャーはこう話す。松下電器は昨年10月、生産時のCO2排出量を2009年度までに国内外で2006年度と比べて30万t削減すると宣言した。既に各ドメイン(社内分社やグループ会社)の削減量も決まっている。それぞれの事業の伸び率やCO2排出原単位の改善度合いを勘案して目標値を設定した。
さらに、CO2排出量を売上高などと並ぶ経営評価指標の一つに位置付けた。ドメインの業績評価の約1割がCO2排出量で決まる。事業計画に組み込み月次で実績を検証、30万tに達するように本社が管理する。今年度は全社合計で2000件以上の削減対策を事業計画に盛り込み、2006年度比13万t減の385万tに抑える。
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