衝撃のドキュメンタリー映画『いま ここにある風景』 国際的な写真家がとらえた中国の急速な産業発展とその巨大な影響
●カナダを代表する写真家、エドワード・バーティンスキー。産業によって変化した風景をカメラに収め、現代における人間と自然の関係を記録する彼の作品は、世界的に高く評価され、カナダ国立ギャラリーやパリ国立図書館、ニューヨーク近代美術館やグッゲンハイム美術館など世界中の主要美術館に所蔵されている。
●そんな彼が中国を訪れ、急速な産業発展が国全体に与えた影響を撮影していく姿を捉えた話題のドキュメンタリー映画『いま ここにある風景』が、7月12日(土)より公開となる。監督はバーティンスキーと同じくカナダ出身で、『ポール・ボウルズの告白 シェルダリング・スカイを書いた男』などを手がけたドキュメンタリー監督、ジェニファー・バイチウォル。撮影に奔走するバーティンスキーやスタッフの姿を追うと同時に、バーティンスキーの写真が語るものを拡大するごとく、彼の被写体となる風景や人物、さらにその背後にある社会情勢、時代、人々の暮らしを冷静に、かつ力強く描写している。
●北京オリンピックも間近に控え、あらゆる意味で急速に巨大化する中国。その繁栄の陰に隠れた衝撃的な風景の数々とは――『不都合な真実』や『ダーウィンの悪夢』、『いのちの食べ方』に続く、硬派な傑作ドキュメンタリーだ。
文/イデア・ビレッジ

©EDWARD BURTYNSKY
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