デンソーは2006年をCSR(企業の社会的責任)元年と位置づけ、「社員一人ひとりの意識を高め、行動を促すこと」(CSR 推進室の岩原明彦室長)を目指す。その柱がDECOポンだ。「奉仕の精神に期待しても限界がある。社会貢献にもうれしさや楽しさが必要。ポイント制をその助けにしたい」と門井担当部員は言う。
DECOポンの参加者は2007年12月現在、4400人。デンソー社員の1割程度だ。2015年までに参加者を1万人まで増やすのが目標だ。
実は、DECOポンは、名古屋地区で実施されているEXPOエコマネーと相互にポイント変換できる。DECOポン1ポイントでEXPOエコマネー4ポイントという比率だ。

デンソー・大安製作所で実施したDECOウォーク(工場周辺のゴミ拾い)。清掃の後は花壇に花を植えた。半日の作業で10ポイントもらえる
EXPOエコマネーの広がりは、こればかりではない。愛知淑徳大学は、2007年11月3〜4日の大学祭で、「しゅくECO」という環境イベントを実施した。大学周辺をゴミ拾いしながら樹木や史跡などを示すグリーンマップづくりやマイはし用袋づくりなどを開催し、参加者にポイントをプレゼントした。このポイントは、学生たちが獲得したEXPOエコマネーを“貯金”しておき、再配布したものだ。大学祭を前に約8000人の学生がレジ袋削減などで738ポイントのEXPOエコマネーをためた。そしてグリーンマップづくり参加者には5ポイント、マイはし袋づくり参加者には2ポイントを配布した。

●広がるEXPOエコマネー
EXPOエコマネーを中心としたエコポイント制度が広がっている。上の写真は、EXPOエコマネー主催による植林のイベント。下の写真は「しゅくエコ」での織りものによるマイはし袋づくり
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