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拡大する“良心”のサプライチェーン年「環境価値」流通元年(第4回)エコポイント/デンソーが社内制度に

2008年4月1日

文/金子憲治、山根小雪(日経エコロジー)、イラスト/タジマヤスタカ

エコポイント/デンソーが社内制度に

個人の行動を環境配慮型に変える手法として、エコポイントに注目が集まる。社員や顧客の行動を促す目的のほか、地下鉄の利用促進に応用する自治体も出てきた。地域や業種を越えて発展しそうだ。

2007年11月10日午前9時、三重県にあるデンソー・大安製作所のグラウンドには、休みの土曜日にもかかわらず約130人の社員や家族が集まった。「DECOウォーク」と呼ばれる工場周辺のゴミ拾い活動に参加するためだ。軍手と帽子、ゴミ袋などが支給され、ゆっくりと歩きながら道端のゴミを拾い、正午前には元のグラウンドに戻ってきた。

「みなさんご苦労様でした。これで10ポイント差し上げます」。デンソー総務部の門井徳孝さんは最後にあいさつした。門井さんの肩書きはDECOポン事務局担当部員だ。

●DECOウォークへの参加理由

●DECOウォークへの参加理由
注:5 地域での活動後のアンケートを集計
(総回答数534)

「DECOポン」とは、2006年12月にデンソーが導入したポイント制度。社員が環境に配慮した取り組みを実践したらポイントを発行し、たまったポイント数に応じて、有機農産物やフェアトレード商品などと交換できるという仕組みだ。

事務局に申請書を提出すると参加できる。ポイント獲得には環境ボランティアのほか、環境家計簿(毎月5ポイント)、徒歩や自転車通勤(毎月20ポイント)など。交換品にはエコ商品のほか、植樹活動などに寄付するメニューもある。

DECOウォークに小学生の子供と参加したある社員は、子供の分も含め20ポイントを獲得した。「今回を含めて30ポイントたまったはず。ポイント制度は交換品も魅力だが、ためていく段階が楽しい」と話す。


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