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新たな潮流続々、レンタサイクルの魅力再発見(後編)得意先周りで重宝する1日貸しサービス~京都サイクリングツアープロジェクト

2008年3月14日

●レンタサイクル事業者が採算の採れる仕組みを模索する一方で、京都では利用者が新しい使い方を見出した。それは観光客向けのレンタサイクルをビジネスシーンで活用しようというもの。
●京都サイクリングツアープロジェクト(KCTP)はインタープリター(ガイド)の引率で京都市内の観光地をめぐるサイクリングツアーの企画・運営を主たる事業としている。ツアーだけでなく自転車の1日貸しも行っており、引率なしで京都観光を楽しむ利用者も多い。
●ところが、ここ最近はビジネス利用が増え始めた。出張や営業で京都を訪れたビジネスパーソンが、得意先を訪ねる際に利用しているという。興味深いのはKCTP側からビジネス利用を促すような宣伝などを行ったわけではなく、自然発生的な流れだということ。
●京都は日本一の観光都市ながら、実は交通事情があまり良くない。鉄道網は東京や大阪ほど発達しておらず、道路は慢性的に渋滞。特に観光シーズンともなると、バスもタクシーも身動きが取れなくなるほどだ。休暇中ならともかく、多忙なビジネスパーソンにとって渋滞による時間のロスは大きな痛手である。
●KCTP代表取締役の多賀一雄氏は「観光客向けのサイクリングツアーが本業」としながらも、ビジネス利用を歓迎している。レンタサイクル特集の最終回となる本稿では、ビジネスシーンでの利活用について考えてみたい。

(前編 九州東海大学 渡辺千賀恵氏インタビュー)
(中編 借りる方がお得な仕組みで利用者増を図る~阪急レンタサイクル)


取材・構成・文/林 愛子 写真/山田 哲也

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