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明日から儲かるCO2ダイエット 今こそ省エネ30のツボ【応用編】コスト意識を高める

2008年1月22日

文/相馬隆宏、馬場未希(日経エコロジー) イラスト/安ヶ谷正哉


【導入編】「0円」でCO2を減らす【基本編】(その1)教科書を疑う
【基本編】(その2)データ検証を徹底する【基本編】(その3)照明、空調のツボ
はこちらから)


【応用編】コスト意識を高める ソニー、リコー、デンソー
30のツボ!

性能の高い最新の設備に更新して安心していたのでは、CO2を大きく減らすのは難しい。もうすることがないと手を止めた瞬間から、無駄が膨らみ始める。コスト意識を引き上げることで、新境地が開けてくる。

エネルギー効率の高い機器を導入すればCO2を削減できるという考えには、大きな落とし穴がある。

ソニーは2003年ごろ、こんな経験をした。仙台テクノロジーセンターに設置したインバーターターボ冷凍機の性能が、半年で半分程度に低下したのだ。その結果、数百万円の電気代が余計にかかったという。

ソニー総務センターの桑原康浩エネルギーソリューション担当部長は、「投資が無駄にならないよう性能の低下を防ぐ技術が、実は非常に大事」と指摘する。

機器の性能を維持するために活用しているのが、「戦略的エネルギー・環境管理システム(SEMS)」と呼ぶオンライン監視ツールだ。性能劣化を迅速に発見できるかどうかは、どんな項目を監視するかで決まる。

仙台のケースでは、熱交換器のチューブが汚れていたために熱交換の効率が下がっていた。そこで、冷却塔への補給水質と冷却水の循環水質の水素イオン濃度(pH)、導電率、補給推量などを監視することで劣化の予兆をつかめるようにした。

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