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都内でサイクリングならやっぱりここ!
多摩川サイクリングロードを極める

「じっくり走ろう“多摩サイ”満喫コース」ルート/「Y's road 府中多摩川店」→「府中の森」→「京王閣競輪場」→「多摩水道橋」→「二子玉川」→「野川」→「中央道高速付近」→「野川公園」

都内近郊に13店舗を構える日本最大級のスポーツサイクル専門店、「ワイズロード」の府中多摩川店、副店長、金城さんが紹介してくれたのが、店舗からわずか20mの距離にある、「多摩川サイクリングロード」を満喫するコースだ。山梨県に端を発し、東京都と神奈川県の間を流れる多摩川べりに設けられたこのサイクリングロードは、休日ともなるとたくさんのライダーでにぎわう。開けた河川敷に流れる多摩川を横目に、車の通らない道を思い切り走れる魅力がある。

特に決まった入り口はなく、多摩川の土手に所々設けられたスロープからライダーたちは思い思いにサイクリングロードに乗り出し、自慢の愛車を駆って走りだす。歩行者やランナーが時折通りすぎるから気をつけなければならないが、速度制限なしのコースでさわやかな汗を流せる。1人で黙々と走る人もいれば、4~5名のグループや、2人連れも目立つ。マウンテンバイクに乗ったボーイスカウトの子供たちの集団が、多少の坂道も気にせず飛ばしていくのに出会った。金城さんの話してくれた通り、ここを下流へ向けて下っていく。

出発点、「ワイズロード府中多摩川店」。細い道路を1本隔てればもう多摩川。

出発点、「ワイズロード府中多摩川店」。
細い道路を1本隔てればもう多摩川。

子供用のMTBを乗りこなして進むボーイスカウトたち。 リーダーもついていけない?。

子供用のMTBを乗りこなして進むボーイスカウトたち。 リーダーもついていけない?

多摩川に沿って川端を飛ばしていくと、府中市郷土の森公園に到着。緑を楽しみながら一休みもできるし、いったんサイクリングロードを離れて左に折れ、府中の森公園へ寄り道もいい。ちなみに春にはこの桜が咲き誇るそうだ。

ロードに戻って先を急ぐと、前方に京王閣競輪場が現れる。

新宿から京王線で約17分という距離に、こんなに立派な競輪場があるのはちょっと驚きだ。競輪ファンなら当然知っているだろうが、知らない向きもあるのでは?レースの行われる日には、サイクリングロードに高らかな音楽と観衆の声が漏れてくる。

競輪場の入場料は50円から。車券を買わなくても熱気とレースを楽しめる。自転車をこぐのも楽しいが、たまにはプロの迫力満点の走りを観るのも楽しいだろう。

なだらかに下ってきた多摩川が、この辺で少し流れを落として両側に広い河川敷を広げている。ロードを降りて休む人、近所に住む人か草野球やサッカーなどに興じる人、京王閣競輪場に向かっていく競輪ファン、都心から近い距離にありながら、のどかな風景に時間を忘れる。

走りに集中していても聞こえてくる歓声。観戦したい方は開催日に注意。

走りに集中していても聞こえてくる歓声。観戦したい方は開催日に注意。

河川敷は天然のグラウンド! 自然が楽しめるのも自転車の魅力。

河川敷は天然のグラウンド! 自然が楽しめるのも自転車の魅力。

京王閣競輪場からさらに下っていくと、ダート(未舗装の道路)が多くなってくる。マウンテンバイクの本領発揮と行きたいところだが、パンクの怖いロードレーサーは車道に降りたほうがいいかもしれない。

やがて狛江高校が見え、すぐ巨大な多摩水道橋が目に入る。交通量も多く、対岸の川崎側に渡ったほうが快適な走りが楽しめる。

多摩水道橋を渡ると、そこはもう神奈川県。と言っても見た目にさほど変化があるわけではないが、サイクリングロードに沿って、古びてはいるが温かみのある休憩所兼売店が並んでいる。朝出発したなら、そろそろ何かお腹に入れたいころだ。ロード脇には停められた自転車がたくさんあり、屋外のテーブルについて談笑しているグループの姿が見られる。ここには貸しボート屋もあるので、ここまでペダルをこいできた足を休め、水の流れに身をまかしてみるのも一興だろう。

多少の疲れはあるかもしれないが、ここまで来たら多摩川サイクリングロードを味わい尽くしたい。二子玉川まで、そして終点野川公園まで頑張ろう!

多摩水道橋でいったん川崎側へ渡ろう。

多摩水道橋でいったん川崎側へ渡ろう。

昔風の休憩所兼売店が疲れた体にうれしい。

昔風の休憩所兼売店が疲れた体にうれしい。

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