このページの本文へ
ここから本文です

2013年に向けて着々と準備が進む

鎮地祭は、内宮だけではなく外宮でも同様に行われる。同時刻に複数の場所で行う日程だったが、それでも別宮や摂社などが多いため、鎮地祭は5月2日まで続いた。外宮での鎮地祭は、4月25日(金)の午後1時から始まった。

外宮での式次第は、物忌の童女の服装が異なることや、権禰宜が奉仕する内容を宮掌が行うことなど、細かい点で異なる部分もあるが、基本的に内宮のものと変わらない。

三ツ石前で並ぶ神職と物忌の童女(写真左)と修祓(しゅはつ)の儀(写真中央)。“穿ち始める式”など、行う内容は内宮と同じだ(写真右)
(クリックすると拡大した画像が開きます)

内宮の童女は紫色の袴に衵(あこめ)という緑色の装束を着け、頭に木綿鬘(ゆうかずら)を付ける(写真左)。外宮の童女は、紫色の袴に白い装束と、額に白練絹の清冠を着けている(写真右)
(クリックすると拡大した画像が開きます)

一般で考えられる祭りとは対照的に、粛々と進められる式年遷宮の鎮地祭。20年に一度という機会は、奉仕する神宮の関係者にとっても重要な意味を持っているだろう。

内宮で物忌の役目を果たした野村 珠己さん(伊勢市立修道小学校3年生、8歳)は、「昨日の夜はドキドキしてなかなか寝られなかったけど、きれいな着物を着てお祭りに出られてうれしかったです」と話す。

また、外宮の祭祀に参加した物忌の久田 麻由さん(伊勢市明倫小学校2年生、7歳)も、「20年に一度のお祭りでしたので、うまく出来るか心配でした。お父さんが横にいてくれたので無事に出来て良かったです」と語った。

2008年内に行われる式年遷宮諸祭は鎮地祭のみ。だが、2009年10月末の竣功を目指して、内宮の宇治橋修造起工式が2008年7月26日に行われた。2013年の第62回式年遷宮に向けて、伊勢神宮では粛々と準備が進んでいる。30余もある祭祀ひとつをとっても、続けるためには並々ならぬ手間や労力がかかっている。  それでも続けてゆくことに意義を見出す伊勢神宮の式年遷宮。「永続的に続けることができる環境を、後の時代にまで継続して維持する」取り組みは、環境問題に何がしかのヒントを与えてくれるだろう。

2008年4月25日、鎮地祭当日の宇治橋からの眺め。五十鈴川の流れる宮域林では、国旗が掲げられた

2008年4月25日、鎮地祭当日の宇治橋からの眺め。五十鈴川の流れる宮域林では、国旗が掲げられた
(クリックすると拡大した画像が開きます)



(鎮地祭の動画はこちら)
(クリックすると動画が開きます)


(前編はこちら)


ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る