このページの本文へ
ここから本文です

世界の注目を集める最先端エコロジー住宅地(前編)住民参加とマクロな視点が環境先進性をさらに後押し

2007年11月27日

●2007年末、いよいよソーシャル・エコロジー住宅地、ヴォーバンが完成を迎える。舞台は環境先進国といわれるドイツのなかでも、とりわけ先進的な都市フライブルク。既に計画策定作業の段階からドイツ国内はもとより、世界から大きな注目を集めている。
●その理由は、「拡大住民参加」「学びながら進化する都市計画」「マイカーを極端に減らし、自転車と徒歩交通を推進するカーフリー構想」などの施策に加えて、ここで述べる「エネルギーコンセプト」や後編で紹介する「緑のコンセプト」など、各分野において持続可能な社会を構築するための新しい取り組みが住民主導で行われているからだ。
●ヴォーバン住宅地は軍用施設の跡地38haをフライブルク市が開発した。最終的には5500人の住民が暮らし、600人分の職場が生み出されるという。ここでは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が、特別な対策をしなかった場合に比べて、およそ6割削減される見込みだ。
●環境保護に関する技術は、日々進歩している。住宅地にこうした新技術を導入するにあたっては、住居一戸というミクロの視点での環境保護と、住宅地や社会というマクロの視点での環境保護では、対立するケースが出現するという認識を持たなければならない。
●皮肉なことに、技術革新によって「環境保護VS環境保護」というケースは多発するのである。このあたりをヴォーバン住宅地で行われたエコロジカルな住宅地開発を参考に検討してみたい。
●すると、個別の環境対策を強化し、最新技術を導入するだけではなく、国家や自治体という単位で効率的なエネルギーコンセプト、マスタープランを作成する必要性があぶり出される――。

取材・構成・文・写真/村上 敦

車の進入を減らしたヴォーバン住宅地では、子供たちが胸を張って道路で遊んでいる

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る