京都議定書の第1約束期間終了の
2012年まで継続予定
さて、肝心のカーボンオフセット年賀だが、これまでの寄付金付きのお年玉付年賀はがきとはデザインイメージもかなり異なる。
その点に関して串馬氏は、「カーボンオフセット年賀の場合、『大切な人へ贈ろう。地球の未来へ贈ろう。』というコンセプトのもと、アートディレクターの信藤三雄氏にデザインワークをお願いしました。宛名面にデザインを盛り込むのは初めての取組みであり、当社ならではの強みでもありますので、地球を取り巻く温室効果ガスをクリーンエネルギーでオフセットするという、カーボンオフセット年賀のメッセージを分かりやすく伝えるデザインになっています」と説明する。

新発売されるカーボンオフセット年賀(見本)。お年玉賞品も、従来からある「A組」「B組」のほかに、カーボンオフセット年賀限定の「C組」が設定され、「選べるエコ賞品」が用意される。「C組」の“C”には、カーボンオフセット(Carbon offset)の意味も含まれているという。
カーボンオフセット年賀は、京都議定書の第1約束期間が終了する2012年までは継続していく予定になっている。
しかし、次年度(2008年度)以降の展開については、カーボンオフセット年賀の利用者(送信者)はもちろん、受け取った人たちからの反応なども踏まえたうえで、さらに発展させていければいいと考えているようだ。
「カーボンオフセット年賀は当初1億枚を発行し、ご要望があれば増刷も考えています。最終的に日本の人口数とほぼ同じの1億2000万枚ぐらいを発行できれば大成功だと考えています。また、カーボンオフセット年賀がきっかけとなって、次年度以降、別の目的の年賀はがきや別商品でのカーボンオフセットの展開などにも拡大していければ、素晴らしいと思います」(串馬氏)。
年賀状というのは、1年に1回、ほぼすべての日本国民がかかわるだろう唯一無比のコミュニケーションツールともいえる。
また、新発売されるカーボンオフセット年賀では、お年玉賞品も従来からある「A組」「B組」のほかに、カーボンオフセット年賀限定の「C組」が設定され、「選べるエコ賞品」が用意される。ちなみに「C組」の“C”には、カーボンオフセット(Carbon offset)の意味も含まれているという。
今回のカーボンオフセット年賀には、寄付先の公募条件が現時点で確定されていなかったり、インクジェットプリンター対応のものがなかったり(はがきは再生紙を使用)などの課題もある。
しかし、送る側が寄付を行うだけでなく、受け取った側にも「温暖化対策」や「カーボンオフセット」といったテーマに関する興味を喚起するいい機会となることは間違いなく、その影響は大きいに違いない。年に1回のことかもしれないが、積極的な参加と寄付金の有効活用に期待したい。
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