年賀状を送ることで二酸化炭素削減!?「カーボンオフセット年賀」が11月1日から一斉発売
●この10月に民営化をスタートさせたJP日本郵政グループ。平成20年用寄附金付きお年玉付年賀葉書のひとつとして、新たに「カーボンオフセット年賀」を11月1日から全国で一斉に発売する。
●カーボンオフセットとは、一言で説明すれば、自らが排出する二酸化炭素(CO2)量を計算し、相当金額をCO2削減の対策費用として、CO2削減などに取り組んでいる様々な団体などに支払う(寄付する)ことで、排出量を相殺(オフセット)するという考え方である。元々は英国で始まった取り組みだが、EU(欧州連合)各国や米国などに広がりつつある。
●今回、日本郵政グループの郵便事業株式会社が発売するカーボンオフセット年賀は55円。このうちの5円が寄付金となる。この寄付金の目的を「一般生活や社会活動によって排出されるCO2などの温室効果ガス削減への貢献」に限定し、地球温暖化の防止に役立てようという試みだ。このような年賀はがきの発行は初めてのことだという。
●発行予定枚数は1億枚となっているので、約5億円の寄付金がCO2の排出権取引に活用されることになる。ちなみに、2007年8月中旬時点のEU区域における排出権取引額で計算すると、約15万6000トン分のCO2排出権がオフセット(相殺)されることになり、京都議定書で定められた温室効果ガス削減目標の「マイナス6%」の0.2ポイント分に相当するという。
●日本人の国民的行事ともいえる年賀状に、なぜ温暖化対策なのか。カーボンオフセット年賀発行の経緯や詳細、今後の活動予定などについて、発売を直前に控えた日本郵政株式会社に聞いた。
取材/土屋 泰一、ナッツコミュニケーション、文/ナッツコミュニケーション、
写真/新関 雅士

11月1日から全国で一斉発売される「カーボンオフセット年賀」(写真は見本)。

日本郵政株式会社 経営企画部門 コーポレート・コミュニケーション部 グループリーダーの串馬佐知子氏。
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