製造されたバイオディーゼル燃料はごみ収集車などに利用
同施設では京都市の独自基準「京都市暫定規格案(通称:京都スタンダード)」に則ってBDFを製造しているが、この基準はEUやアメリカと同等以上の厳しさだ。同施設では10日間に1度、専門業者に成分分析を依頼し、京都スタンダードに適合する品質のBDFが製造できているかどうかを厳密にチェックしている。
製造されたBDFは、敷地内に設置されたガソリンスタンドならぬ「BDFスタンド」にて、ごみ収集に給油されている。
「不純物が多いと給油フィルターが目詰まりしますが、京都スタンダードに適合するBDFならB100(100%BDFの燃料)で使用する場合でも、特にクルマの改造は必要ありません。ごみ収集車の給油タンクやエンジンは軽油用のものをそのまま使っています」(菅原氏)

市内には取材した南部クリーンセンター以外に4箇所のクリーンセンターがあり、そのすべてに同施設で製造されたBDFが供給され、ごみ収集車約220台に使われている。

給油方法も通常の軽油と同じだが、燃料給油に使用するホースだけは一般的に使われているニトリルブチルゴムがエステルに弱いことから、フッ素系のゴムホースに変えたとのこと。
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