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グリーンツーリズムは究極の“エコな旅”?!(前編)ムラとマチの交流が、めぐりめぐって自然を守る

2007年10月26日

●この秋、注目の映画『めがね』は、とある島に暮らす人々のスローな生活を描いた作品。何もせず、ただ“たそがれる”――ハリウッド映画のような派手さは全くないが、主人公のように都会での多忙な日常を離れ、どこか遠くでのんびり過ごしたいという思いは多くの人が抱いている。
●インターネットやメール、携帯電話……便利なツールがどんどん登場して普及してきた半面、どこに行っても仕事など追いかけてくる現代社会。自分なりのリフレッシュ法を見つけておくことは大切だが、そもそも「ストレス社会」とまでいわれるようになってしまった原因はどこにあるのだろう。
●その答えの1つとして、「“ムラ”と“マチ”が分断されてきたこと」を挙げるのは、株式会社マインドシェアの養父信夫氏だ。雑誌『九州のムラへ行こう』の編集長を務めるほか、地域づくりのコンサルティングや企業とのコラボレーションなどを行っている。テーマは、「ムラとマチをつなぐ」ことだ。
●今回、紹介するグリーンツーリズムは「都市農村交流」ともいわれ、まさに“ムラとマチをつなぐ”もの。直売所や農家民宿、農家レストラン、農業体験など形態は様々だが、共通するのは“直接”ムラとマチの人が出会うことだ。それによって「マチの人は癒されて、ムラの人も元気になる」と養父氏は語る。究極的には“エコな社会”の形成にもつながっていくというグリーンツーリズム。その魅力と可能性を聞いた。

(後編はこちらから)

取材/土屋 泰一、林 愛子、蔦林 幸子 構成・文/蔦林 幸子 写真/荒木 則行、佐藤 久

グリーンツーリズムで有名な大分県安心院町での1コマ。スローフードの第一人者でノンフィクション作家の島村菜津氏や、熊本大学の教授であり九州ツーリズム大学ツーリズム学科長も務める佐藤誠氏らと共に卓を囲む養父信夫氏(株式会社マインドシェア 『九州のムラへ行こう』編集長)。各地でムラとマチ、人と人とをつないでいる(写真提供:『九州のムラへ行こう』)

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