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ペットボトルが音を立てながら破砕される様子に興味津々

自動回収機で回収できるのは2リットル以下のペットボトルで、ラベルとキャップは取り除き、内部は軽くすすぎ、「潰さずに出す」のが基本のルールだ。回収機は挿入口に置かれた物体が回収対象かどうかを選別するが、その際に潰れているとペットボトルと認識されない可能性がある。変形したペットボトルや2リットル超の大型ペットボトルなど、回収機が受け付けないものは、通常の集積所回収を利用してもらう。

挿入口から空のペットボトルを入れると、ベルトコンベア式に内部へ送られる

挿入口から空のペットボトルを入れると、ベルトコンベア式に内部へ送られる

回収可能なペットボトルはベルトコンベア式に挿入口の奥へと進み、無色と有色に分けられる。色で分別するのは再利用のためで、無色のものは1~2cm程度のチップ状に破砕、有色のものはそのまま内袋に格納される。圧倒的多数を占める無色のペットボトルを破砕することで、回収物の容量は約10分の1に大幅減。その結果、店舗では一杯になった内袋をバックヤードへ持っていく回数が減り、バックヤードでの保管にもさほどスペースを必要としなくなる。また、各店舗からリサイクル施設へと回収・運搬する際のコスト削減にも繋がった。

圧倒的に数が多い無色のペットボトルは1~2cm程度に破砕。大幅な減容化が実現した

圧倒的に数が多い無色のペットボトルは1~2cm程度に破砕。大幅な減容化が実現した

調理酒などに使われる有色のペットボトルは破砕されずに、回収機内の専用ボックスに分別される

調理酒などに使われる有色のペットボトルは破砕されずに、回収機内の専用ボックスに分別される

マルエツ足立入谷店では回収機を導入したことで、オペレーションの負担が低減されたことを実感しているという。

「以前は、1日の平均回収本数は約100本でしたが、店頭の回収ボックスが約70本で一杯になるので、毎日1~2回、店頭からバックヤードへ運ぶ作業が必要でした。しかし、導入後は1日の回収本数が300~350本に増えたにも関わらず、回収機内に700本まで貯めておけるので、バックヤードへの運搬は2日に1回程度で良く、保管場所の省スペース化も図れました」(株式会社マルエツ 総務本部総務部課長 木村功氏)

その他の店舗でも回収機導入によってペットボトル回収本数は軒並み増加しているが、その理由のひとつは「楽しさ」にあるかもしれない。ペットボトル1本あたりの処理時間はほんの数秒程度だが、巨大な機械にペットボトルが吸い込まれ、バリバリという大きな音と共に破砕される過程はなんともダイナミックで、子供ならずとも興味を惹かれるものがある。

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