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*その他の措置

旧道の撤去と、村・農地・森林などの修復

新道建設に伴い、その存在意義が減った旧道(1日約2万5000台のクルマが利用していた)は撤去し、元々の土地利用に戻された。森は森へ、農地は農地へ、村は村へ。

写真5 旧道を撤去し、跡地を村に戻した(チューリッヒ州、1996年)
(クリックすると写真が拡大します)

写真6 旧道撤去に伴い、村内の陸橋も撤去した(チューリッヒ州、1996年)
(クリックすると写真が拡大します)

村を分断していた自動車道(旧道)を撤去したことにより、村内にあった陸橋も撤去。地下に埋設されていた小川を地上に開放することで、村民のためのせせらぎが戻った。地下に埋め込まれることによって分断されていた小川の連続性を、地上に開放して修復することで、水生動植物の生息環境を大きく改善した。同時に、小川をコリドー(移動路)として利用するキツネやイタチなどの陸生動物にとっても大きなプレゼントとなるに違いない。

山脇 正俊

近自然(工)学研究家。チューリッヒ州近自然工法アドバイザー。スイス連邦工科大学・チューリッヒ州立総合大学講師。北海道工業大学客員教授。

電子メール:masayama@aol.com

ホームページ:http://members.aol.com/masayama/

最新著書:「近自然学」(2004年4月、山海堂より出版)

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