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レース&テスト・ドライバー 中谷 明彦 氏(前編)まずは知ることから始まるクルマの“エコ化”

2008年4月25日

●エグゾースト・ノートを響かせて一瞬のうちにサーキットを駆け抜けるF1(フォーミュラ・ワン)のレーシングカー。速く走るために生まれ、勝つために極限まで磨き抜かれた、その勇姿に世界中のモーターファンは心躍らせる。
●しかし、ただ走るだけのレースはエコロジーと対極にあるのではないか――そんな問いに対して、レース&テスト・ドライバーの中谷明彦氏は明確に「NO」と答えた。そして、今やクルマの開発に欠かせない車体軽量化や燃費向上の技術は元を正せばF1から生まれたものであり、最先端技術の結晶であるF1カーこそ、究極のエコカーなのだと語った。
●中谷氏は学生時代にプロレーシングドライバーとなり、国内外のレースに多数参戦。その卓越したドライビングテクニックをもって、佐藤琢磨選手ら数多くのレーサーを育ててきた。また、モータースポーツ界きっての理論派としても知られ、クルマの開発から、執筆活動まで、幅広いフィールドで活躍する。
●環境の時代だからこそ、自動車産業にはF1を始めとするモータースポーツが欠かせないと語る中谷氏。これからクルマと環境問題はどう折り合いをつけていけばいいのだろうか。前後編にわたって中谷明彦氏のインタビューをお届けしよう。

聞き手/土屋 泰一、林 愛子、中谷 智、染谷 奈津枝
構成・文/林 愛子 写真/新関 雅士

中谷 明彦 氏

レース&テスト・ドライバー 中谷 明彦 氏

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