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国際日本文化研究センター 安田喜憲教授(後編)環境考古学が予言する地球温暖化の行く末 稲作漁労の持続的社会が人類を救う!

2008年1月29日

●地球温暖化の影響をまっさきに受けるのは我々日本人が住むモンスーンアジア地域である。大洪水や旱魃による食糧の不足や疫病の流行は、深刻な問題を引き起こす。しかし人類が気候変動を経験するのははじめてではない。15000年前の温暖期に、我々の祖先は、木の実を採取し川の魚を採って暮す定住革命をなしとげ、その危機を乗り越えた。
●再び温暖化が予測される今こそ、祖先の知恵に学び、持続的社会を維持していくことが大切だ。西洋の物質的豊かさにおされて忘れかけていた稲作漁労民の生き方は、日本人の祖先が粛々と繰り返してきた日々の営みそのものである。それは、生きとし生ける者すべての命に畏敬の念を持ち、大切にする心からはじまる生き方だ。

(前編はこちらから)

聞き手/土屋 泰一、文/板垣 朝子、土屋 泰一、写真/新関 雅士

国際日本文化研究センター教授 安田喜憲氏

国際日本文化研究センター教授 安田喜憲氏

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