俳優 柳生 博 氏(前編)“沈黙の森”の再生にかけた1人の役者の30年余
●柳生博――数々のテレビドラマなどにおいて独特の存在感を放つ、稀有な俳優である。
また、その味わいのある語り口を生かした、司会やナレーション業での活躍もおなじみだ。
●柳生氏は俳優業以外に、自身のライフワークとして、八ヶ岳の山々に囲まれた山梨県北杜市大泉町に31年前から居を構え、作庭家として周辺に何箇所かの雑木林を造っている。また野鳥の保護を通じて野生動物や自然環境を守る「財団法人 日本野鳥の会」の会長を務めるなど、様々な自然・環境保護活動に熱を入れていることでも知られている。
●柳生氏がそれらの活動を始めたきっかけとは、一体何だったのだろうか? そして今年で70歳という年齢ながら、未だにそれらの活動に熱中し続けていられる理由とは? また、31年に渡り八ヶ岳と東京を行き来する氏にとって、現代の都会、現代の八ヶ岳はどのような存在なのだろうか? さらに地球温暖化をはじめとする様々な環境問題は、氏の目にはどのように映っているのか?
●柳生氏の住居からほど近い場所に、氏が作庭した雑木林を誰でも気軽に見学できるように開放したギャラリー・レストラン「八ヶ岳倶楽部」がある。氏が頻繁に顔を出し、林の手入れをしながら訪れた人々と触れ合うという、そのスペースを訪れて話を聞いた。
聞き手・文/イデア・ビレッジ 写真/石川 耕三

俳優 柳生 博 氏
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