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大阪大学名誉教授 水野 稔 氏本当の省エネルギーはどう実現する?(後編)エネルギーを使用する“デマンドサイド”が主役の時代

2007年9月11日

●ヒートアイランド現象など、都市の熱エネルギー問題を専門とする大阪大学名誉教授の水野稔氏は自身の研究領域を「エネルギー代謝系」と呼ぶ。系を構成するのは、エネルギーの供給者であるサプライサイド、消費者であるデマンドサイド、そして公害問題を解決してきたディスポーズサイドである。
●現状のエネルギーシステムは主客が明確で、デマンドサイドはエネルギーを消費するだけの“お客様”だ。エネルギーがどのように作られているのか、エネルギーを使った後の廃熱がどうなるのか、といったことは考えていない。
●一方でサプライサイドは、高品質なエネルギーを安定供給することに注力してきたが、エネルギーの使い方には言及してこなかった。こうした両者の関係性がヒートアイランド現象などの遠因になっていると水野教授は指摘する。
●「これからはエネルギーを工夫して使う時代。サプライサイドはそのために必要な情報をデマンドサイドに届けるべきだ」――水野教授へのインタビュー後編では、これからのエネルギー代謝系のあるべき姿について語ってもらった。

前編はこちらからどうぞ)

聞き手/土屋 泰一、林 愛子 構成・文/林 愛子 写真/山田 哲也

大阪大学 名誉教授 工学博士
水野 稔 氏

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