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東京理科大学 工学部 工業化学科 井上 祥平教授 インタビュー(前編)二酸化炭素は本当に悪者なのか!?知っているようで知らない二酸化炭素の特性を改めて学ぶ

2007年5月22日

●人体の骨格モデルやホルマリン漬けの標本が並ぶ理科室――。白濁した石灰水に呼気を吹き込むと液体が無色透明になったり、希塩酸にチョークのかけらを入れて発生した気体にマッチの火を近づけると消えたり、年代等による違いはあるものの、似たような実験の記憶は誰しも持っていることだろう。それらはすべて二酸化炭素(CO2)に関係する実験だった。
●理科室ではCO2の実験を行っているし、地球温暖化関連の報道では毎日のように「二酸化炭素」「CO2」の文字を見ている。しかし、あらためて「CO2とは何か?」と問われると、実験と温暖化以外のトピックはそれほど出てこないかもしれない。
●東京理科大学工学部工業化学科の井上祥平教授は、CO2が自然界においてもっとも基礎的な“炭素資源”であり、しかも大気中に大量に存在する点に着目して、CO2からの高分子合成を発見した人物だ。その専門的な研究の内容は後編に譲るとして、まずは我々の生活にCO2がどう関わっているのか、地球温暖化以外の側面から、井上教授に語っていただいた。

後編はこちらからどうぞ)

聞き手/林 愛子、蔦林 幸子 構成・文/林 愛子 写真/渡 徳博

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