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循環型社会、再生可能エネルギー
活用の未来像

東京大学総長 小宮山 宏氏
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次に、循環型社会について、小宮山氏は、自動車を例にとってその必要性を強調する。「日本にはおよそ5800万台の車があって、これ以上増えない。これを『人工物の飽和』と呼びたい。13年で乗り換えるとすると、約440万台が毎年スクラップになる」この『人工物の飽和』状況においては、鉄にしろ、マフラーに使うパナジウムにしろ、新しく作りたい車の原材料が、廃車、スクラップの中に資源として全て含まれていることになる。この資源の循環システムを作ることは、「今後人類が向かう当然の流れ」だと氏は強調する。

最後に、再生可能エネルギーについて、21世紀は「核融合も含めた新エネルギーへの移行の世紀」になると小宮山氏は語る。その上で、「Cool Earth 50」において、新エネルギーの導入が生活水準の低下を意味しない事を指摘する。小宮山氏自身、自宅に太陽電池を設置し、生活水準を下げずに、8割のエネルギー消費を削減したという。導入コストこそ多少かかりはするが、長期的にみれば十分回収可能だ。

20世紀から21世紀へとパラダイムシフトした地球環境を、最後に小宮山氏はこう総括した。「20世紀の地球は無限だった。だが21世紀においては、その地球が有限のものとなり、小さくなった。この中でどうやって動いていくか、ビジョンを作って、それに向かっていくことが必要な時代になっているのです」

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次回は展示スペースにて行われた「第3回新エネルギー世界展示会」および「PVJapan 2008」の展示ブースを紹介予定。

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