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国境を越えて協力する姿勢を子供たちから学ぼう(前編)「こども環境サミット札幌」宣言書ができるまで

2008年7月15日

●2008年7月9日(水)G8洞爺湖サミットが閉幕した。重要な課題として取り上げられた環境問題については、COP13(気候変動枠組条約第13回締約国会議)の京都メカニズムに参加していない米国や、同時に開催されたMEM(主要経済国会合)で新興経済国である中国・インドから、ひとまずは環境問題解決のために協力するという言質をとったことでは、一定の成果を上げた。
●しかし、実際に採択された宣言の内容は具体性に乏しく、新たなCOP15を来年に控えたこの時期のサミットの成果としては、期待外れであったといわざるを得ない。その背後には、地球環境のための協力といいながら、自国の権益を守ることを第一に駆け引きを繰り返す“大人の事情”が見え隠れする。
●一方、G8洞爺湖サミットの10日前、北海道札幌市で、世界10カ国と日本の子供たちが集い、「こども環境サミット札幌」が開催された。子供たちの作り上げたシンプルで力強い宣言を見ていると、大人たちの社会に何が足りないのかが分かってくる。

取材/土屋 泰一、板垣 朝子、染谷 奈津枝
構成・文/板垣 朝子 写真/池内 陽一

116人の子供たちが参加して開催された「子ども環境サミット in KOBE」の開会式

「こども環境サミット札幌」のロゴマークは、青い線で書いた地球に、空または大地を色で表すシンプルなプレートをあしらったデザインだ。マークの中には「札幌に集おう」というスローガンが入っている

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