洞爺湖サミットを目前に集う世界の環境大臣たち(前編)“50年半減”の実現可能性探る「G8環境相会合」Photoリポート
●2008年7月7日に迫る北海道洞爺湖サミット。なかでも、最重要議題とされる「環境と気候変動」には、世界が注目している。昨年(2007年)開催されたドイツのハイリゲンダムサミットでは、「2050年までに排出量を半減することを真剣に検討すること」が共通認識となった。「より高い合意」を期待されている洞爺湖サミットでは、議長国の日本に巧みな舵取りが要求されるだろう。
●その洞爺湖サミットの前哨戦ともなる主要国(G8)環境相会合が2008年5月24日から26日の3日間、兵庫県神戸市の神戸ポートピアホテルで開催された。会合には、G8をはじめとする19カ国・地域の環境担当大臣及び政府高官と、環境問題に関係する8つの国際機関の代表が参加。「気候変動」「生物多様性」「3R」の3つの議題について意見を交わし、最終日には洞爺湖サミットに向けての議長総括を取りまとめる。
●今や全人類の課題となった気候変動。安定化させるために有効な国際的ルールは何か、持続可能で低炭素型の社会をどのようにつくっていくのか――? 前編では各界の代表らによる意見交換と、初日24日に閉幕を迎えたばかりの「子ども環境サミットin KOBE」代表者を迎えての晩餐会の様子をリポートする。
取材/土屋 泰一、蔦林 幸子、染谷 奈津枝
構成・文/染谷 奈津枝 写真/山田 哲也

2008年5月24日、開会式で議長国として挨拶をする鴨下環境大臣。スクリーンの映像は昨年、日本が打ち上げた月探査衛星「かぐや」から見た「フル・アース」
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