■大学と学生の協力体制でより活発な環境活動を展開
工学部4回生の稲垣達也氏は、「私が学んでいる桂キャンパスでは、研究室に配属されると、最初に『ゴミ袋は有料だから大事に使え』と先輩から教えられます」と会場の笑いを誘いつつ、京都大学における学生環境活動について紹介した。“学生環境活動”とは、学生が所属大学敷地内および周辺で行っている環境関連活動を指す。
京都大学生協とのコラボレーションで実現したのが、「リターナブル弁当箱」と「リユース市」だ。京都大学生協で販売される弁当は、年間30万個以上に上る。この容器を使い捨てでなく、デポジット制で回収することで、ゴミの減量を目指す試みだ。「リユース市」は、3月の卒業シーズンに大量に捨てられる家具家電を、4月に入学する新入生に販売するリサイクル市で、年間行事として定着している。

京都大学 工学部4回生
稲垣 達也 氏
また、京都大学の特徴の一つとして、森林や農業をフィールドとするサークル活動が盛んだということがある。机上で知識を身に付けるだけでなく、フィールドでの環境活動が活発に行われている。
「今回の環境報告書の発行を機に、来年度以降、大学からも学生の環境活動を積極的にサポートしてもらえるようになればと思う」と稲垣氏は述べた。
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