■環境報告書の作成から大学と地域の連携を意識
第一部の最後は、「ステークホルダー委員」として環境報告書作成に携わった3人の学生が、それぞれの思いを語った。

京都大学 工学部4回生 稲垣 達也 氏
京都大学大学院 地球環境学堂 修士1回生の春日あゆか氏は、「ステークホルダー委員会に参加して、大学というのは地域にあるのだということをあらためて実感しました」と述べた。
前述のとおり、今回の報告書は学内の人に読んでもらうことを第一の目標にしているが、このシンポジウムには地域の人も数多く参加している。
春日氏が特に読んでもらいたいと語ったのは、学内のアスベスト対策と化学物質取り扱いについての紹介だ。アスベストについては、1999年までに実施された除去対策と、2005年以降の取り組みのほか、2006年1月に開催された「アスベスト問題・京都シンポジウム」についても紹介されている。

京都大学 大学院 地球環境学堂
修士1回生 春日 あゆか 氏
「大学を“住む場所”として考えたときに、アスベストや化学物質は環境を脅かす大きな問題です。それに対して、京大がどのような取り組みをしているのかを知ってほしいと思いました」(春日氏)。
また、発行された報告書はダイジェスト版であり、Webサイトに公開されている詳細版に掲載しきれなかったデータや記事がたくさんあるので、ぜひそちらも見てほしいと述べた。
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