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pacoのあたふた環境生活〜楽しい環境生活

2005年10月3日

ここまでの連載を読んでいただいて、「環境生活」とはどういうものか、少しわかっていただけたでしょうか。

環境によい生活というと、環境のことだけを考えてほしいものをガマンするとか、ストイックで几帳面な生活と考えるかもしれませんが、少なくとも今の段階では、もっと気楽に、楽しくやるべきだと考えています。

環境に取り組む人の中には、地球は危機に瀕しているから、生活を抜本的に変えなければならないと考える人がたくさんいます。しかし、実際に自分の家の生活の環境負荷が、たとえば2分の1、4分の1になるような生活に一気に切り替えるとすると、今度はそれにによる「人生の負荷」が非常に大きくなり、へとへとになってしまうか、最悪、生活が成り立たなくなる可能性が高いと思います。

電気などエネルギーを最小限にすれば、洗濯も掃除も手作業で、真冬に冷たい水、暑い日中での作業など、大きな負荷がかかってしまいます。もちろんそれはそれで、生活実感があるなど、よい面もあるはずですが、いまの文明になれた人にそれを求めることが現実的なのかというと、やはり無理があると僕は考えます(第一、僕自身、そういう生活を望んでいないのです)。

今の段階で重要なことは、生活を成り立たせている社会の仕組み自体を、少しずつ環境に適応させていくことです。社会の仕組みとは、具体的には、生活にモノやサービスを提供している企業と政治のやり方をさしていて、それらに対して「環境によいモノやサービスを提供してほしい」というメッセージを送ることが重要だということです。

特に企業に対するメッセージはとても有効で、いま、多くの企業が、「"環境"は消費者に受け入れられるのか」という点を模索している最中です。環境によいモノがほしい、それなら買いたい、というメッセージを企業に、そして政治に送ることは、社会の仕組みを大きく変える原動力になるのです。

とはいえ、実際の生活を考えると、環境によいというだけでモノやサービスを選ぶことが難しいのが現実で、「別のモノがほしいけれど、環境にいいもので我慢しよう」ということになってしまうと、前述のようなストイックでガマン強さが求められていることになってしまい、どうどうめぐりに戻ってしまうのです。この循環を断ち切る考え方が、「○○も、環境性能も」よいモノを選ぶという方法です。○○には、たとえばこんな言葉が入ります。

「快適だし、環境にもよいもの」
「安全だし、環境にもよいもの」
「楽しいし、環境にもよいもの」
「便利だし、環境にもよいもの」
「経済的だし、環境にもよいもの」
「かっこいいし、環境にもよいもの」
「おいしいし、環境にもよいもの」
「健康によいし、環境にもよいもの」
「知的だし、環境にもよいもの」

next: 環境によいものを選ぶときに…

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