pacoのあたふた環境生活〜水の利用
今週は、水についてです。
八ヶ岳の家には水道が来ていないので、井戸を掘って使っています。井戸を掘ることは、今の生活の中ではほとんどないと思うので、番外編としてそんな話からしたいと思います。
意外に奥が深い「井戸掘り」
井戸を掘るというと、スコップで地面を掘る、というイメージを持つ方もいるようですが、もちろん現代日本においてはスコップで井戸を掘ることはありません。ボーリングという方法で、ガシガシ掘ってしまいます。
ボーリング屋さんは、大型トラック2台でやってきて来ます。1台にはボーリング機械(写真参照)、もう1台には大型のエアコンプレッサーが乗っています。で、井戸を掘る場所に機械を設置し、コンプレッサで作った圧縮空気を送ると、空気圧でボーリング機械の軸がまわり、ビットと呼ばれる先端が回転し、石はもちろん、岩盤も砕いていきます。上から水を送り込んでいくと、砕いた土砂は穴から上がってきてあふれ、どんどん外に出て行くというしくみです。

ビットは直径30センチ、長さ(高さ)2メートルほどの鉄パイプの内部で回転します。掘った分だけ鉄パイプを地面に挿入していき、2メートル地面に入ったらいったん止めて、新しいパイプを溶接、さらに掘っていくというやり方で、掘削していきます。
水を出すだけなら、数メートル掘れば出てくるという場所も珍しくないらしいのですが、浅い水はやはり水質がよくない。そこで、周辺各地の掘削履歴も参照しながら、ねらいを定めて掘っていきます。何しろ、ボーリングマシンは強力で、岩盤でない限り2メートル掘るのに、ほんの数分しかかかりませんから、単に掘るだけなら短時間でかなりの深さまで掘れてしまいます。
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