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コメント:木一本のみで考えるなら良いかもしれませんが、地域全体で考える場合、木を切ることによって地域全体での生産者に含まれている全有機物量は減少し、それに伴い成長量も減少してしまいます。これは次の一定期間での生産者の現存量の減少に繋がりますので自然と付き合うをテーマにして考えると上手い付き合いかただとは思えません。また、木を必要としているのは人間だけではありませんのでそのことも考慮する必要があるように思います。

(パン食う、2008/09/01)

reply:樹は、水と日照によって光合成し、毎年、確実に、(量的に)大きくなっていきます。1本の木を切り倒して、そのままにすれば、増えることはありませんが、剪定して枝を落とすだけなら、全有機量が減ることはありません。逆に、1年間での生長量は、剪定した方が増えることが多いので、切らずに放置するより、切りながら樹を活かした方が、樹の持つ成長力を活かすことができます。

また、樹を利用する他の生き物にとっても、切った方がメリットがあることも多いのです。たとえば、切って新しく出た枝によく花が着くことがあります(梅など)。花の蜜を吸いに、鳥や虫がやってくるので、鳥たちは人が梅を切ることを歓迎しているはずです。東京でも、1〜2月の寒く、エサの少ないときに、梅の花が満開になると、ヒヨドリやメジロが花の蜜を吸いにやってきます。植物に手を入れることで、生態系全体を豊かにすることもできるのです。

渡辺 パコ

インターネット上に浮かぶ総合マガジン&メディア「知恵市場」主宰。グロービスマネジメントスクール講師(ロジカルコミュニケーション、クリティカルシンキングクラス担当)。有限会社水族館文庫代表。

主な活動領域は、環境戦略、ベンチャービジネスのスタートアップ、ナレッジマネジメント、コーポレイトコミュニケーションなど。

1960年東京生まれ。学習院大学哲学科卒。コピーライターとして広告、会社案内の制作、PR戦略の企画立案などを担当。88年に独立して100社以上にコーポレートコミュニケーションプランを提供する。98年からコンサルティング業務を開始。

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