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温暖化は防止できる? エコ配送サービス(後編)

2008年7月31日

コメントをいただいているので、replyから。

コメント:天然ガスやLPGは、炭素含有量が少ないとはいえ、燃費はガソリンに比較して大きく劣るので、少なくともCO2排出量は増えてしまいます。大気汚染という正当な環境問題に対しては、かなり有効な代替燃料ではありますが、CO2地球温暖化というエセ環境問題には無効です。原稿の修正、あるいは削除を求めます。

(allow、2008/07/28)

reply:CNG(圧縮天然ガス)車のCO2削減効果については、比較対象として、ガソリンエンジン車なのか、ディーゼルなのか、ハイブリッドなのかによって、削減量が変わり、通常のディーゼルエンジンのトラックやガソリンエンジン車と比べると、10〜30%程度CO2削減になるというのが一般的なデータです。

最新のディーゼルハイブリッドではCNGよりもCO2排出は少ないようです。ざっくりとCO2発生量の少ない順に並べると、ディーゼルハイブリッド→CNG→ディーゼル→LPG→ガソリンというところでしょうか。使用の場面によって、前後するものもあると思います(そもそも大型トラックでガソリンエンジンという車種はほとんど存在しない)。

とはいえ、燃料製造時のエネルギーロスの評価の問題もあります。地下から取り出した天然ガスを、日本ではLNG(高圧/低温下で液化して専用タンカーで運ぶ)として輸送してきて、それをガスに戻し、トラックの燃料に入れるときには再圧縮するというプロセスを経ることも多く、こういった場合の圧縮にかかるエネルギーロスをどこからどこまで含めるかで評価のしかたも変わってきます。また、天然ガスの供給ステーションは数が少なく、燃料を入れるために余分な走行が発生する条件で使うかどうかによっても変わってくるでしょう。

とはいえ、前回の記事はCNGやLPGのトラック輸送の環境性能について評価したわけではなく、「環境によいことをめざす輸送サービスを消費者が積極的に選べる」というサービスの登場を歓迎するという趣旨の記事ですので、この件についての議論は、今回はこれ以上はしないこととします。

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