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温暖化は防止できる? 「クルマのいらない街づくり」(後編)

2007年11月22日

今回はたくさんのご意見をいただき、ありがとうございます。

コメントに返信しながら、もう少し考えてみましょう。なお、コメントが多いので、一部省略しています。元のコメントは前回のページから参照していただきたく、よろしくお願いします。

コメント「コンパクトシティであることを象徴するものとして注目されているのが、LRT」とありますが、何故バスで出来ないものがより自由度の少ないLRTで出来るのですか?

(sdf、2007/11/15)

コメント上の方の「何故バスではダメなのか」という問いに対する答えは、
・バスでは低運賃にして高頻度運転にしてもなかなか人が乗らない。
・LRTだと人が乗る。
ということが高岡市、富山市などで実証されつつあるからだと思います。

私は富山県でLRTを推進する市民団体に所属していますが、全国的にLRT化の機運が高まっている背景には数百年の歴史をかけて築き上げてきた各々の”まち”がここ数十年で急激に衰退したことへの戸惑いもあると思います。同じ「人の移動」を目的とした道路と鉄軌道ですが、道路には一般財源もジャブジャブ投入されているにもかかわらず鉄軌道は独立採算でなければダメ、いう考え方には違和感を覚えます。

(カターレとやま、2007/11/16)

reply:LRTかミニバスか、という選択肢は、基本的にはどちらでも良いと思っています。ただ、LRTに注目が集まる理由もあり、カターレさんが言われているとおり、ノリモノとしての目新しさや親しみやすさが、頭で考えている以上に魅力的に、人の目に写るのだと思います。

環境のように抽象的になりがちなもののソリューションには、ぱっと見てわかる象徴的なものが意外に大きな役割を果たします。その意味では、外見は従来通りの電気自動車のミニバスより、新しいデザインのLRTのほうが注目したくなる、という人間の感受性は大切にするべきなのだと思います。

逆に言えば、ミニバスにもこれまでとはまったく違うデザインと方法を持ったものが登場すればよいという考えもあるでしょう。新しいタイプのトロリーバスが登場する可能性もありそうです。

個人的に可能性があると思っているのは、ゴンドラです。スキー場にあるような、4〜10人乗り程度の小さなゴンドラを、市街地の電柱を作り直して設置するイメージです。この方法だと、片側1車線の狭い道路でも上空を使えるので、バスとは違う公共交通を動かすことができます。もちろん、そう簡単ではないことはよくわかっているのですが、僕はゴンドラが行き交う街というのは意外に楽しそうだなと思っています。

財源に、道路関係のお金を投入するというのは、賛成です、というか、本来そうあるべきで、自動車用の道路にばかりつぎ込むのは、時代の要請に合いません。ただ、大型税の使い道となると、さまざまな圧力団体が絡んでいるので、身動きがとれないのですね。これを破壊する方法が必要です。結局は政治判断になるので、こういう政策を打ち出す政党が選挙に勝つようにならないと、動かすのは難しいと思います。

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