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温暖化は防止できる? 「住宅の採光と通風」(後編)

2007年9月13日

コメントがないようなので、「住宅の採光と通風」という切り口で、僕自身の経験を少し書いてみます。

まず採光ですが、前回、日本では窓を大きくとって日照を入れた方がいいと書きました。僕の家ではこれを実際にやっていて、南面は床面から天井までの高さの大きな窓を付けています。この高さだと、真冬の昼頃、部屋の一番奥まで日差しが届き、北側の壁にまで達します。要するに南北方向の奥行きがない、小さな家なのですが、部屋の床面のほとんどに日差しが行き渡るぐらいになります。このぐらい日が入ると、真冬でも昼間は暖房がいらないぐらい暖かです。カーテンを閉め切って留守にしていても、夜戻ってきて、部屋に入ると暖かく感じるので、昼間の暖かさをちゃんと保温していることがわかります。

しかし、保温力という点ではまだ十分ではなかったと思います。日が陰ると、暖まっていた部屋がどんどん冷えてきてしまうのが実感できるので、外に逃げているのでしょう。窓は一般的な合わせがラスより広く空間をとった12ミリの合わせガラスを採用し、在来工法ではあっても、壁や天井の内部に100ミリのグラスウール、床下も60ミリのスチロールパネルを使ってはいるものの、やはり断熱が十分ではないのでしょう。

7年前に建てた当時の住宅の基本的な仕様と、僕の知識では、この程度の断熱にすればいいのかな、という程度のことしかわからなかったのですが、今ならもっと十分な断熱をすると思います。せっかく部屋に入れた太陽熱を、逃がしてしまっているのはもったいない限りです。リフォームの時期を迎えたら、壁をはがして断熱も強化するのですが、今のところまだその時期ではないようです。

通風については、東西南北、どの面にも窓を付けること、吹き抜けにして1階と2階の通風を確保することを考えて設計しました。かなりたくさん窓を付けたつもりですが、北側に窓が少なく、これが風通しがもう一歩かなと思う理由になっています。建物の構造上、北側に収納スペースを集めたため、収納の奥で窓をつけられない場所が多くなってしまい、北面の開口部が小さくなってしまいました。

よく考えたら、吹き抜けになっている北面の壁に通風と明かり取りの窓を付ける場所があったので、ここに着けておけばよかったなあと後悔しています。おそらくその場所に窓を開けておくと、1階の南窓から、中2階に当たる北側の窓に風が抜けやすくなり、北からの風の時は、中2階から2階への通風が確保できて、初夏〜秋まで、今よりさらに涼しく暮らせたと思います。

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