このページの本文へ
ここから本文です

コメント:先日、日経新聞に「あなたが出しているCO2は、あなたしか減らせない。」という全面広告が出ていました。そもそも人間は呼吸をして二酸化炭素を排出し、更に経済活動からもより多くの二酸化炭素を排出します。人間は生きているだけで存在自体が本能的に環境に悪影響を与えています。レミングの法則(?)ではありませんが、少子化や集団自殺が増えるのは、人間の本能なのかもしれません。

(署名)

reply:環境悪化と自殺や少子化に関連があるとしたら、いやな感じですね。でもそう思う気持ちもわかります。希望が少ない、と言うことでもあると思いますが。人間の数そのものは、増えすぎているのは明らかなので、不幸ではない形で人口が落ち着いていくのはよいことです。その意味で、日本の人口が減少傾向なのは、悪いことではありません。問題は、未来に希望を持って生きられるかどうかでしょう。

環境面で少しでも解決策を実行に移すことは、将来に希望を感じられるひとつの要素ですから、しっかりやっていく必要がありそうです。環境がよくなっても、そこで暮らす人がみじめになってしまうなら、本末転倒ですからね。

環境NPOでは、ボランティアの活動に支えられていることが多いのですが、NPOのマネジャー側としては、どのようにボランティアに動いてもらうのがいいのか、うまい活躍の場がつくって差し上げられないこともよくあります。

NPO自体がマネージの面で弱く、人を生かし切れていないこともあるし、ボランティアの方がせっかく無償で能力を貸してくれているのに、そのうえ、活動の場まで自分で探せと言わんばかりのこともあり、自分のNPOも含めて、反省しなければならないことが多々あります。

無償でかかわっていただくなら、そのぶん、満足感や個人の成長、貢献度など、無形の見返りを受け取ってもらうのが理想です。単に、「無償の労働力」と見てしまわないために、NPOのマネージ側の高い能力が必要なのですね。

さて、来週は、苗木を植えたあとの森のようすについてお話ししたいと思います。

渡辺 パコ

インターネット上に浮かぶ総合マガジン&メディア「知恵市場」主宰。グロービスマネジメントスクール講師(ロジカルコミュニケーション、クリティカルシンキングクラス担当)。有限会社水族館文庫代表。

主な活動領域は、環境戦略、ベンチャービジネスのスタートアップ、ナレッジマネジメント、コーポレイトコミュニケーションなど。

1960年東京生まれ。学習院大学哲学科卒。コピーライターとして広告、会社案内の制作、PR戦略の企画立案などを担当。88年に独立して100社以上にコーポレートコミュニケーションプランを提供する。98年からコンサルティング業務を開始。

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る