仕事で環境に貢献できるか?(後編)
コメントをいただき、ありがとうございます。
前回書いた内容を、集まったメンバーに投げたところ、興味を持ってもらえました。もしかしたら、本当に実現できるかもしれません。この連載を読んでくれているあなたも、できればやってみたいという人がいたら、ぜひメールをください。
コメント:仕事のなかで考えるのもひとつです。また、身近でオフィスビルのトイレのペーパータオルを外したりなどすぐできる事を日本はやらないのでしょうか。
(asa、2007/06/02)
reply:ペーパータオルをはずして、温風乾燥機がついたりするので、それでいいわけ?と思うこともありますね。やはりハンカチを持ち歩いて、自分のハンカチで拭くのがいちばんです。お客様が求めるから、というのが大義名分になっていますが、本当はどこまで必要なのか、提供すべきなのか、自分の良心に聞いてみる必要があるのかもしれません。
ただ、ペーパータオルはそのまま設置してあっても、自分自身は使わずにハンカチを使うこともできるわけで、読者のあなたは、ぜひ次のトレイから、ハンカチで手を拭いてみましょう。
コメント:環境配慮製品やサービスの本当のメリットを戦略的に伝えるのにとても具体的なアイデアだと思います。環境によいものは、結果的に社会に還元されています。うまく市場で流通できれば、価格もダウンし、より販売促進につながると思います。ただし、環境配慮製品は製品のライフサイクルトータルでの負荷削減が重要です。1台のハイブリッド自動車を買うよりも1台の自動車を10人でシェアする“カーシェアリング”の方が自動車の所有台数という面でも、走行距離という利用面でも環境負荷が小さいかもしれません。販売貢献というコンセプトの中に、トータルの環境負荷削減というコンセプトをどう盛り込みかということも一緒に考えてみていただければ、よりエコエコノミーな社会が実現すると思います。ちなみに、私は地方都市に在住してますが、こういったエコの機会は東京がほとんどなので、地方でも気軽に参加できる制度であればより望ましいです。
(ゆりゆり、2007/06/03)
reply:まったく、ひとつひとつ同感です。エコ商品やエコサービスを訴えるにしてもそれが、トータルで環境の役に立たないなら、意味がありません。前回書いた案では、あらかじめ環境商品のコンテストを連動するというところがミソで、大学の先生や市民も含めた検討の後、受賞したものについて、副賞としてコンサルティングやマーケティングプランを提供するという方法をとることで、一定の環境効果が期待できます。
もちろん、賞の審査がパーフェクトというわけではありませんが、可能性は上がります。また賞を出すということ自体、「受賞した」ということを宣伝に使ってほしいという意図がありますから、その意図をよりパワーアップするという意味で、コンサルティングやマーケティングプランの提供は主旨にあっています。
エコカーか、カーシェアリングか、という問いは、確かに重要です。本当は、エコカーで、カーシェアリング、なんでしょうね。いつでも使えるというクルマの利便性(特性)を損なわない範囲で、カーシェアリングを実現できればいいのですが、現状、けっこう苦戦しています。このあたりはまた機会を改めて書きますね。
地方にエコな案件が少ないというのも、傾向としてわかります。ないわけではないのですが、選択肢が限られていたり、小粒だったりするのだと思います。ただ、経済全体がコンパクトなので、小さなエコビジネスであっても、成功すればインパクトが大きいので、こういう地域経済の特性を活かせれば、ポテンシャルはあると思っています。
僕自身は、森にも関わっていたり、山梨県の自治体では環境審議委員を務めたりしているので、地方でもできることを探しつつ、いいアイデアがあれば、また書いていきたいと思います。
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