では、自分の仕事の能力を活かして、環境に貢献することは、やはりできないのでしょうか?
そんな話を聞きながら、ふと別の話を思い出しました。環境によい製品やサービスを表彰する活動は各地にあるのですが、そんな活動の審査員をやっている先生にお会いしたときのことです。その方が言うには、「環境によいプロダクツはいろいろあって、こんな製品が売れるといいのにと思いながら、賞を選び、表彰するのですが、やはり表彰だけで売れるようになる例は少なく、もっと踏み込んだお手伝いがないと、いいものというだけでは売れないのです」とのこと。確かに、環境によい製品やサービスといっても、それだけで売れることはほとんどありません。
実は今回のテーマとなっている質問をしたのは、メジャーなコンサルティング会社に勤める活きのいいコンサルタントでした。だったら、例えば、「そのコンサルティング能力を、受賞した環境製品に活かすという形で環境に貢献する」、というアイデアはどうでしょうか?
実際、会社としてコンサルティングを受けられるような資金的余裕は、環境プロダクツの会社にはありません。一方若いコンサルタントも、エコプロダクツを売り出すコンサルティングを成功させるのは難しいかもしれません。
そこで、こういった若いコンサルタントや、マーケティング/営業担当者、あるいは広告のクリエイターなど、物を売るプロフェッショナルとして第一線で仕事をしている若い人たちに、たとえば週末2回を無償で提供してもらうという方法はないかと思いついたのです。
コンサルタントが販売戦略を立て、クリエイターが広告案のコピーやデザインを考え、それを無償で提供する。とはいえ、これをすべての製品にやるわけにはいかないので、環境によいプロダクツやサービスとして表彰されたものについて、副賞としてつけるというやり方をとります。
プロダクツの会社にとっては、受賞の副賞として無料でコンサルティングや広告のプランを提供してもらうことは、高額のコンサルティングや企画料金をタダで受け取れることになるので、「こうかな」副賞に相当します。場合によっては、100万円単位の価値を提供してもらえることを意味します。
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