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里山〜里山はどの程度管理すべきか?(後編)

2007年4月19日

今週も、コメントへのreplyから。

コメント:農業の衰退による里山の放棄により、人手の入った二次的自然を好む生物の多くが絶滅危惧種となる中、里山を管理していくことは、大変意義のあることです。さらに、周辺の環境調査を行い、周辺の林地とは異なる管理により、環境の多様化を持たせる狙いには、敬意を表します。頑張って下さい。

(匿名、2007/04/12)

reply:ありがとうございます。僕の場合、いわゆる研究者ではないので、フィード調査をおこなうわけではないのですが、森に入っての観察は日常的にやっています。いわゆる研究調査では、まず森の面積を測り、代表的な場所を単位面積で区切ってそこにある生物や特性を記録するところから始めるわけですが、そういったことは専門の人に任せるとして、僕は森に入ってじっくり周囲を観察することを日常にしています。知識が不足していて、十分観察しきれないことも多いのですが、それでも同じ森に繰り返しはいることで、知識は増えるし、季節ごとの変化もわかるようになります。

このあたりの森は、夏は下草が上がって入りにくいのですが、冬からいまごろの季節は下草も枯れて歩きやすくなります。昆虫はほとんど出てきませんが、葉が落ちた分、鳥たちの観察にはぴったりで、樹種も、下に落ちた枯葉を見てわかることも多いのです。特に、真冬の夜、静かな満月の夜はだい好きで、森の入口に立って森の中をじっと見ていることもあります。雪が積もっていたりすると、あたりが本当に明るく、月の冴え渡った明るさにびっくりします。

自然についての知見は観察によってわかることが多いのですが、一方で、積極的に自然を変えてみてわかることもたくさんあります。落ち葉を集めてみると、そこに幼虫が入ったり、土が出ているところにヤブカンゾウがはえてきたり。そういう変化を素直に楽しみながら、自然の意味を考えるのは楽しいものです。

紹介いただいたサイトも見ました。水生生物も今非常に重要ですね。今回の森は山なので湿地はつくりにくいのですが、折を見て、ビオトープなんかもつくってみたいと思いました。楽しみが一つ増えそうです。

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