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杉の木を使用した家造りはできる?(後編)

2006年6月8日

今回もいろいろな角度からご意見をいただけて、うれしいです。森林や農業など、日本の自然環境に関する問題は、けっこう込み入っていて意外に解決が難しいものが多いのです。まず問題や解決の糸口を理解する人を増やし、「地元の木で家を造る」というような具体的なソリューションとして世に問うたときに、Yesか、Noか、それぞれの答えを出してくれるような人々を増やすことが、ひとつの入口になるだろうと思っています。

コメント:余談ですが、10数年前、私が北海道にすんでいたころは花粉症というものは北海道にはありませんでした(地方にもよるでしょうが)。

本論。できないことはないかと。ただし、ニーズがどのくらいあるかは別な意味で疑問です。人口と土地供給力の面で、新規の一戸建て住宅需要がどのくらいあるのか、それは林業林を使いきれるほどなのか、疑問です。

また、杉を切って別な木を植えるということですが、森に戻すのか、林業林として続けていくのか、先の見通しも考える必要がありますね。森に戻すなら、杉が無くなるまでの一過性の仕事でしかないわけです。林業を続けていけるかというと、それもまた疑問です。

ただ、土地の材を使っていこうという取り組みには賛成です。

私もお金があったら、国産材で家を建てたいです。

(si、2006/06/01)

reply:僕も北海道には花粉症がないと聞いていたのですが、つい先月、雪解けの北海道に行ったら、FM放送で花粉症が話題になっていたので、やはり患者さんはいるのだと思います(北海道在住の方がお読みだったら、教えていただければと思います)。こういう情報なので、何の樹種によるものかまでは把握できませんでした。

杉を切ったあとはいずれにせよ、植林をするなどしても森に戻す必要があるのはいうまでもありません。林業を続けるのか、別の形の森にするのかは、土地の所有者と地域が決めることだと思いますが、やはり林業としてお金が回るようになるのがひとつの理想だと思います。個人的な好みを言えば、もう少し広葉樹林が増えてくれるとうれしいと思っていますが、その場合は、薪や家具に利用するなど、活用方法を考えなければなりませんね。

next: 杉に限らず国産材を使いたいと…

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