自転車をもっと活用するには?(後編2)
ますます盛り上がる自転車議論ですね。今週と来週、この議論を続けたいと思いますので、さらにいろいろなご意見をいただければと思います。その際、もしできれば、この回も含めた3回の議論(コメントを含めて)をざっと読んでいただき、重複する意見にならないように配慮してもらえると、もっと有意義な情報アーカイブになっていくと思いますので、ぜひご協力をお願いします。
いただいたコメントだけですでに40件を超えるので、ここのコメントに対してreplyできる量は超えてしまっています。そこで、改めて自転車を巡る問題を整理し直し、僕なりの問題意識を再提示したいと思います。
ここまでの議論で出た意見を集約してみると、こんな感じになると思います。
(1)自転車を積極的に使うことで、クルマの利用が減るなら、環境面でプラスに働くことについては、多くの人に異論がなく、同意している。
(2)ただし、自転車に乗る人が、クルマからの移行組になるかどうかは、まだ議論の余地がある。徒歩→自転車、バス・電車→自転車では、環境面でのプラスにはならない。つまり、「クルマより自転車の方が便利で歓迎される」という環境を作れるかどうかが、環境面でのキーになる。
ということなので、
★議論のポイント→クルマからの代替を起こせるのかどうかが、これからのエコ社会を考えるときのひとつの視点になるのではないかと思います。
さて、そのうえで、自転車の利用が増えることで環境にはよいとして、自転車を使う人にとっては、利便性や健康面、また気持ちよさやスポーツ感覚など、メリットがたくさんあり、もっと使いたいという気持ちを持っている人もたくさんいることがわかりました。
もちろんこれは「クルマは禁止して、自転車にしよう」「自転車に乗りたくない人に自転車を強制しよう」ということではありません。僕は基本的に、環境のために何かを禁止したり、強制したりすることでは、本当の解決策にならないという立場をとっていて、強制や禁止を容認することで、「環境ファシズム」に陥ることを実はひそかにいちばん恐れています。これを防ぐためにも、多少なりとも問題解決のリミットまでに余裕がある今、きちんと議論していくことが重要だと思っているわけです。
自転車には、環境面でのメリットがあり、自転車に乗ってもいいと思っている人にとっての、環境面以外のメリットもあることも確認できました。ここまでなら「ハッピーじゃん!」ということで終わるのですが、そうはいかないところが、この議論を白熱させています。
(3)自転車は今でさえ、自転車を乗らない人の迷惑をかけている。これ以上増えてもらっては困る。
という議論が出てきます。そして、正直言って、これほどまでに自転車が嫌われているということを、今回改めて実感しました。
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