SISS搭載により10・15モード燃費は10%も向上
ピストンを止めるのはオルタネーター(発電機)の役割である。つまり、ミクロでみると回生エネルギーが可能なのだ。スターターモーターの使用頻度が高まることを想定して、2つのバッテリーが搭載されることになるが、SISSは将来のマイルドハイブリット技術とリンクするポテンシャルを持っている。
実際に乗ってみるとエンジン停止のタイミングが実に微妙にコントロールされている。先日、ドイツでBMWのアイドルストップに乗ってみたが、エンジンのシャットダウンが早過ぎたり、始動のタイミングが遅れたり、使いにくさが記憶に残ってしまった。
しかし、マツダのSISSはATではDレンジ、MTではニュートラルに入っているとき、さらにある強さ以上でブレーキを踏んでいるという条件が揃ったときにエンジンが止まる。再起動はDレンジでブレーキを解放するか、MTではクラッチを入れるとエンジンが起動する。
こうしたアイドルストップで燃費は予想以上に削減できる。マツダの研究では10・15モードでは10%も燃費が向上し、JC08モードでは8%、欧州のシティモードでは5%、複合モード(Combine)では3%の燃費向上効果が見込まれるという。こうした技術はすべてのマツダ車に展開(ガソリン直噴)できるので、大いに期待できそうだ。
2010年ごろにはさらに魅力的な環境技術が登場すると思われる。エコと「Zoom-Zoom」が手を組むことで、今後のマツダ車がもっと面白くなりそうな気がした。
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