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自然に対する人間の無関心のツケ

人間活動の思わぬところで、野生動物を守り育て、さらには逆襲されるような結果になる。その分かりやすい例が、このような今日のシカの大増殖といっていいでしょう。

こうした野生動物の逆襲も、結局のところ私たち人間があまりにも自然環境に無関心で、これまでの年月を生き抜いてきたからなのです。

シカの激増は、もう手遅れなのかもしれませんが、この現実をしっかり受け止めて、現代人もここで何かを考え、大きな反省をしなければならないのかもしれません。


奈良公園でも、樹木をシカにやられないように金網フェンスを張って保護しています

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林の中で、ひっそりと人間観察をするニホンジカの雄

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宮崎 学(みやざき・まなぶ)

写真家。

1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞、1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞、1990年「フクロウ」で第9回土門 拳賞、1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。他写真集・著書多数。最新刊『かわりゆく 環境・日本生き物レポート(理論社)や『ツキノワグマ』、『森の写真動物記』のシリーズが発刊中。

自身のホームページ「森の365日」では、中央アルプ ス山麓の仕事場をライブカメラにて24時間中継している。

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