第19回 ヤマビルは森の嫌われ者
2008年9月19日
しつこくてねちっこい
不気味な行動力
大雨の降り続ける千葉県の房総半島。照葉樹林の中を縫う国道脇に車を停めて、少し林の中を歩いていた時のことです。
「うん!?」
何か違和感があるなと思って、僕は左足のふくらはぎをズボンの上から触ってみました。
ボチっという、こんにゃくのような感触があります。
おかしいと思ってズボンをめくってみると、そこには、ナメクジのような「虫」が貼りついていました。初めての経験だったので、僕は一瞬パニックになってしまいましたが、この虫はヤマビルだと直感して、慌てて指でつまんで取ろうとしました。
しかし、ヌルッとしてつまめません。ヒルは僕の肌にピタリと着いて、血を吸っていたのです。それでも、3回ばかりつまみなおしていると、やっと引き離すことができました。
そのヒルを、僕は道路に叩きつけましたが、ヌメーっとしているだけで、死んだ様子もありません。
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