「作品」から「商品」へ飛躍する時
こうして出来た作品は、可能な限り機会をとらえて発表するようにしている。
初舞台は毎年暮れに東京ビッグサイトで行われる展示会、「エコプロダクツ2005」であった。3日間の会期中、10万人を超える来場者でにぎわう大舞台でのデビュー。
会場でだけでなく、会期後も大きな反響があり、その後、次々と新聞、雑誌、テレビなどで取り上げられることになる。「Good Design Presentation」「ap bank fes」……その他、いくつもの展示会に出品することができた。
さて、この4年ほどの間に様々な試みがなされ、多くの作品が生み出された「Re-ariseプロジェクト」であるが、プロジェクトの目的は当然のことながら、ただ作品を“作りためる”ことではない。
もはや顧みられない中古家具に、デザインによって新たな価値を取り戻し、再び生活の中の道具として使ってもらうこと。すなわち“商品化”である。
「作品」と「商品」の違いは大きい。売れるもの、実用に耐え得るものを作るためには、まだ越えなければならない壁がある。それでも、捨てられた家具の記憶をとどめる“レクイエム(鎮魂歌)”としての作品ではなく、いよいよ“再生”のデザインに取り組む時が来ている。
「第3回 サステナブルデザイン国際会議」開催のお知らせ

場所: 港区立エコプラザ、東京ビッグサイト
内容:
「Steer toward Sustainable Society サステナブルな社会に向けてデザインの舵を切れ!」をテーマに、グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳氏(作家)や国際デザイン・リソース・アウォード主宰のトム・ジョンソン氏(建築家)を招いての講演、その他パネルディスカッションやワークショップを通し、デザイナーはいかに行動に移すべきなのかを考える国際会議です。詳細、お申し込みはこちらから。
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