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「作品」から「商品」へ飛躍する時

こうして出来た作品は、可能な限り機会をとらえて発表するようにしている。

初舞台は毎年暮れに東京ビッグサイトで行われる展示会、「エコプロダクツ2005」であった。3日間の会期中、10万人を超える来場者でにぎわう大舞台でのデビュー。

会場でだけでなく、会期後も大きな反響があり、その後、次々と新聞、雑誌、テレビなどで取り上げられることになる。「Good Design Presentation」「ap bank fes」……その他、いくつもの展示会に出品することができた。

さて、この4年ほどの間に様々な試みがなされ、多くの作品が生み出された「Re-ariseプロジェクト」であるが、プロジェクトの目的は当然のことながら、ただ作品を“作りためる”ことではない。

もはや顧みられない中古家具に、デザインによって新たな価値を取り戻し、再び生活の中の道具として使ってもらうこと。すなわち“商品化”である。

「作品」と「商品」の違いは大きい。売れるもの、実用に耐え得るものを作るためには、まだ越えなければならない壁がある。それでも、捨てられた家具の記憶をとどめる“レクイエム(鎮魂歌)”としての作品ではなく、いよいよ“再生”のデザインに取り組む時が来ている。

“貧乏学生”にも最適? インテリアとしてのカラーボックス

“貧乏学生”にも最適? インテリアとしてのカラーボックス(カラーボックスプラス/岡 裕希)
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オフィスチェアの向きを変え、背もたれを座面にしたくつろぐための椅子

オフィスチェアの向きを変え、背もたれを座面にしたくつろぐための椅子(もくめ/峪 亜衣子)
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ap bankの会場では、展示作品をそのままくつろぎスペースとして来場者に利用してもらい、座り心地についてなどコメントをもらった

ap bankの会場では、展示作品をそのままくつろぎスペースとして来場者に利用してもらい、座り心地についてなどコメントをもらった
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「第3回 サステナブルデザイン国際会議」開催のお知らせ

 
日程: 2008年12月7~9日、12日
場所: 港区立エコプラザ、東京ビッグサイト
内容:
「Steer toward Sustainable Society サステナブルな社会に向けてデザインの舵を切れ!」をテーマに、グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳氏(作家)や国際デザイン・リソース・アウォード主宰のトム・ジョンソン氏(建築家)を招いての講演、その他パネルディスカッションやワークショップを通し、デザイナーはいかに行動に移すべきなのかを考える国際会議です。詳細、お申し込みはこちらから。


※参考: 「第2回 サステナブルデザイン国際会議」の様子



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益田 文和

インダストリアルデザイナー。株式会社オープンハウス代表取締役。LLPエコデザイン研究所所長。東京造形大学デザイン学科教授。

エコデザインの第一人者として地球環境を見据えたエコデザイン、サステナブルデザインをテーマに幅広く活動。プロダクトデザインのほか、企業へのデザインコンサルテーション、日本各地での地場産業振興、国際的な各種プロジェクトにも携わる。

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