厳密な産廃管理にもデメリットが?
電子部品であるプリント基板は、工場での厳しい品質チェックに通って初めて使われる。だから品質基準を満たせずに、はじかれたものは廃棄処分にされる。そうした見た目では分からない不良品に行き当たれば、ただ同然で様々なパターンを持った素材が手に入る。
ところが、日本ではそのような機会はまずめぐってこないだろう。この国では産業廃棄物の処理に関しては厳密な管理がなされているのが普通で、リサイクルに回されるものであろうと廃棄処分にされるものであろうと、不良品が正規の処理ルートの外に出ることはまずないといえる。
しかし、そうした規制が緩い国では比較的、容易に手に入るようだ。欧州でも産業廃棄物処理場が一般市民に開放されているところがあり、再利用するために部品を持ち帰ることができるという。
産業廃棄物のリサイクルルート、あるいは静脈流通が確立しているということは、同じ素材を同じように大量に処理する効率は高い反面、それ以外の可能性を封じ込めてしまうという側面もある。
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