家庭で最も多くCO2を排出しているのは“電気”
「省エネラベリング制度」を説明する前に、まずは家庭における二酸化炭素排出の現状について、簡単に紹介しよう。
2008年5月に発表された最新の「日本の温室効果ガス排出量データ(1990~2006年度)」によれば、燃料種別で見た家庭からの二酸化炭素排出量は、「電気から」が約4割と最も多く、2番目に多い「ガソリンから(28.5%)」と合わせると6割以上を占める。

家庭からの二酸化炭素排出量-世帯当たり・燃料種別・用途別-(国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより引用)
また、用途別の二酸化炭素排出量を見ても、「照明・家電製品などから」が30.1%で、「自動車から」の30.3%とほぼ同じ割合で上位を占めている。

家庭からの二酸化炭素排出量-世帯当たり・用途別内訳-(国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより引用)
次に、家庭における電力がどのような用途に利用されているかを見てみよう。
資源エネルギー庁の調査によれば、「冷蔵庫(15.8%)」「照明器具(15.6%)」、「ルームエアコン:暖房(14.1%)」、「ルームエアコン:冷房(10.4%)」、「テレビ(9.5%)」など、1日の使用時間が長い製品の比率が高くなる傾向があり、それぞれの使用電力量は年々増大している。

品目別家庭用電力消費の推移(経済産業省 資源エネルギー庁のホームページより引用)、出所:資源エネルギー庁「電力需給の概要」
やはり家庭内では、電力消費を抑えること、すなわち「省エネ」が二酸化炭素の排出量の削減に大きく影響することは間違いないだろう。
そのため、家電製品を購入するとき、環境負荷や電気代を少なくしようと考え、使い勝手や機能性だけでなく、消費電力量の少ない製品を選ぼうとする消費者が増えているという。今や「省エネ」というキーワードは、家電製品を選ぶ際に欠かせないキーワードとなりつつある。
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