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エコだけではない効用

スムーズドライビングの勧め【その1】の最初に書いたように、スムーズドライビングの効能はたくさんある。

まずはドライバーが特別意識することなく自然にエコドライブができるようになることだ。このエコは単に燃料消費量を減らしてCO2を削減することだけではない。エコの原点である「人に優しく」を実践するように、「同乗者に優しい」ドライビングになるのである。同乗者の頭が揺れないということで、それが証明できるはずだ。しかも、クルマにも無理がかからず、長持ちするようになる。これもエコである。

また安全性も格段の向上が見られる。それはスムーズドライビングをするためにドライバーは自然と先読みをするからだ。信号がどう変わるか、道がどうなっているのか、周囲のクルマがどう動くのか、歩行者・自転車がどう動いてくるのか、ということを読まないとスムーズドライビングができない。先読みができているから危険の察知も早くなる。

スムーズドライビングにデメリットはない。あるとすればドライバーが気を使って運転しなくてはならないこと、練習が必要なことくらいだろう。しかし慣れてくれば自然な感じでスムーズドライビングできるようになる。ぜひその領域を目指していただきたい。


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菰田 潔(こもだ・きよし)

モータージャーナリスト。

1950年生まれ。

いち早く新型車を運転することができ、そのリポートを書くのがメインの仕事。クルマ好きというより運転が好きでこの仕事をしている。国内だけでなく海外出張も多い。実践的安全運転講習や企業向け実践的エコドライブ講習のインストラクターも務める。

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